どこからが水が漏れている

京都水道修理隊

現場状況

修理依頼が御座いました現場状況となります。
【不具合箇所】 トイレ
【作業前の様子】 タンクの水が満水になるまで時間がかかるので、どこからか水が漏れている。

作業状況
朝一番でお客様からお電話のご相談がありました。お話を聞いてみたところトイレタンクの水が満水になるのに30分以上かかるということで、どこからか水が漏れてきているのか部品が破損を知ってしまっているのではないかということが心配でお電話をされたということでした。
現場でお伺いをして確認をしてみたところ、ダイヤフラムという部品が不具合を起こしているのが原因でタンクに給水する水が不安定となり満水になるのに30分程度かかるという状態だということが判明しました。
この状態では、該当する部品を交換しない限り自然に治るというわけでもないので、お客様にご相談をしお見積りを提出することにしました。その場で承諾をしていただき即対応でダイヤフラムを交換を行い、タンクの水が満水になるまでどれくらいかかるのかということもくまなく調査をして今回の修理施工は解決しました。
部品交換を行ってからお客様に状況説明と動作確認をしてもらい今回の作業は一件落着となりました。

現場の写真14

トイレタンクのダイヤフラムとわ

トイレタンクには、給水口からの水を貯めておくタンクと、排水時にタンク内の水を流すための排水バルブがあります。この排水バルブの上部にあるゴム製の膜をダイヤフラムと呼びます。
ダイヤフラムは、水圧によって開閉するため、摩耗や劣化によってパーツが破損した場合には水漏れが発生する可能性があります。また、水垢や汚れなどが付着した場合には正しく動作しなくなります。そのため、定期的に清掃を行い、必要に応じて交換をすることが重要です。

交換する手順
トイレタンクのダイヤフラムを交換する手順は以下の通りです。

1:トイレタンク内の水を排水する。
2:タンクカバーを外し、タンク内部にアクセスする。
3:古いダイヤフラムを取り外す。ダイヤフラムが固定されているピンをはずし、ダイヤフラムを引き抜きます。
4:取り外したダイヤフラムの代わりに新しいダイヤフラムを取り付けます。新しいダイヤフラムをタンクの下部に挿入し、ダイヤフラムが正確に配置されていることを確認してください。
5:ダイヤフラムを固定するピンを差し込み、ダイヤフラムが正しく固定されていることを確認します。
6:タンクカバーを取り付け、トイレの水を再び注入して、動作を確認します。

注意点としては、トイレタンクに水が残っている場合には、水を完全に排水してから作業を行うようにしてください。また、ピンを取り外すときは、ピンを落とさないように注意してください。

ダイヤフラム交換後のトイレタンクの貯水調整
トイレタンクの貯水調整は、ダイヤフラムの交換後に必要な作業です。以下に、一般的なトイレタンクの貯水調整手順を示します。

1:水を止めるためにトイレタンクの給水弁(フロートバルブ)を手で押さえ、水の流れを止めます。
2:タンクの蓋を取り外し、内部にアクセスします。
3:ダイヤフラム交換後のトイレタンクには、一般的に貯水量を調整するための調整ネジや調整バルブが備わっています。これらの調整部品を見つけます。
4:貯水量を調整するためのネジやバルブを調整します。時計回りに回すと貯水量が増え、反時計回りに回すと貯水量が減ります。調整を行いながら、トイレタンク内の水位を確認し、目標の水位に調整します。
5:調整が完了したら、タンクの蓋を取り付けます。
6:最後に、トイレの給水弁を元に戻し、水が正しく貯まるか確認します。水が適切に貯まり、止まるタイミングが適切であれば調整は成功です。

ただし、トイレのメーカーやモデルによって、調整方法が異なる場合もあります。取扱説明書を参考にするか、トイレのメーカーや製品に関するサポートを提供している水道業者に相談することをおすすめします。また、トイレの貯水調整に自信がない場合は、専門の業者に依頼することも考慮してください。